「やあ、ようやく気づいたね」
ニヤニヤしながら大林は彼女の全身を眺めていた。
「あっ!」
永澤は服を脱がされたままの状態で寝ていたのだ。何かを身につけようにも周りには身にまとうものなど何もなかった。そんな慌てる彼女を見ながら大林は冷静に語りかけた。
「おやおや、落ち着きなさい」彼は口元に手をやりクスッと含み笑いをした。
「ふざけないでください!これは犯罪ですよ。大きな声を出しますよ」
気丈に答える彼女を冷ややかな目で見ながら大林は続けた。
「まあまあ、大きな声を出してみてもいいけど、その前にこれを見てよ」
彼はパソコンのマウスに手をやりクリックをした。電源が立ち上がり、画面が明るくなった。なんと、そこには永澤の裸にされた写真がいくつも映っていた。自身の恥ずかしい写真に彼女は思わず目を背けた。
「私、訴えます!許しません!」
気後れしまいと強気で叫ぶ永澤に、大林の目つきが鋭くなり本性を表し始めた。



