「ここでいいかな?」
彼はカードセンサーがよく見える場所に小型のカメラを設置した。極小サイズのもので設置されているのもわからない優れものだ。送信電波の距離もかなりの高性能のカメラだった。よし、とりあえずこれでいいかな…
ふと、そんな安心めいた気持ちになっていると研究室の外から足音が聞こえてきた。その足音は確実に大林の研究室に近づいてきている。清掃員の格好をしているとはいえ、大林の研究室にこんな朝早くから勝手に入っていることは、どう見ても不自然な状況だった。カツ、カツ、カツ
研究室の前で足音は止まった。ガチャ!研究室の戸がゆっくり開いた。
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