この時以来、永澤は大林に逆らえなくなってしまっていた。何度も屈辱に耐えてきたのだ。死んでしまいたい…そう何度も考え手首に刃物を当てたこともあった。しかし、自殺する勇気がなかった彼女はどうしようもなくなり、いつしかネットで自殺幇助の裏サイトに入りこんでいた。誰か…私を殺して、自殺するのを後押ししてほしい、そんな気持ちで裏サイトを探していた。
そんな時だった。偶然、ある裏サイトのページの隅っこにある小さなマークを見つけた。最初は虫のようにも見えたそのマークは、よく見ると「吊」という文字のようにも見えた。彼女は不思議に思い、わずか一ミリ四方のそのマークをクリックした。
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